『BEAMS PLUS TIMES』、いつもご購読頂き誠にありがとうございます。お待たせ致しました、10月号お届けに参りました。
今月号の特集は、『サヨナラ僕らのビームス プラス 有楽町』ということで、10月22日(日)に9年の歴史に幕を閉じたビームス プラス 有楽町を舞台に歴代店長2人のトークセッションをお届けいたします。思い出と共に語られる本特集にはレアな写真も登場しますので是非お楽しみに。
またPick Up Itemのコーナーでは春夏に続いてビームス メン 渋谷 店長の中尾が登場。10月28日(土)にリリースされるdip 別注『キルトコレクション』について企画発案者自らが各アイテムについて語ります。
それでは、『BEAMS PLUS TIMES』スタートです。
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『サヨナラ僕らのビームス プラス 有楽町』
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2023年10月22日、ビームス プラス 有楽町が9年の年月を経て幕を閉じた。今月号では現店長の鈴木 太二と旧店長で現在はBEAMS PLUS ビジュアルマーチャンダイザー見本 正雄に当時を振り返ってもらった。 |
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ー ビームス プラス 有楽町のオープン当初の様子 |
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見本)オープンしたのは2014年11月1日。初代店長はあまり知られていないけど、現在のビームス プラス 有楽町に在籍している丹羽さんだった。自分はオープニングスタッフとして関西から転勤。オープン初日はネイビーブレザーに白のBD(ボタンダウンシャツ)、グレーフランネルのトラウザーズと足元は黒のALDENでレジメンタルストライプのタイだったかな。ドレスコードもそんな感じだったと思う。丹羽さんのブレザーにはワッペンも付いていた記憶があります。だから次回も付いていると思う。
ー 有楽町スタイルの当時と今 |
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鈴木)変わってないですね。有楽町スタイルはお客様も含めて皆様に認知されていると思います。所謂スポーツコートを中心にしたスタイルですね。中でもネイビーブレザーは欠かせない。実際にそれを物語っているのは新年1発目のドレスコードを見ていただければ一目瞭然です。当時の私はビームス Fに在籍していましたが、もちろん認知していました。このスタイルは25年間変わっていないでしょう。
見本)でももしかするとオープン当初はグレースーツを着ている機会も多かったかも。今の方がジャケットとパンツのコーディネーションが活発だけど、もともとビームス プラス 有楽町の前身であったビームス プラス 丸の内では、街並みも含めてグレースーツがハマっていたのかも。ネイビーブレザーが多くなったのはビームス プラス 有楽町に移ってからだと思う。それまでのスポコイベント(スポーツコートオーダーフェア)ではスーツのオーダーも多かった。
ー スポーツコートオーダーフェア |
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見本)2007年ごろから半期ごとに欠かさないイベントだったスポーツコートオーダーフェア。ビームス プラス 有楽町オープン当初はオーダーもなかなか入らず苦い記憶もあります。歴代の店長やスタッフはどうやったらスポコイベントが良くなるかを常々考えていたと思う。実際に転勤前の大阪時代には関西ビームスプラスメンバーでオーダーに来ていたことも思い出した。そんなこんなでオーダー会を重ねるごとにお客様の支持も得て出来ることも増えていった。太二さんがハンドリングをはじめてから生地のバリエーションも増やせるようになって、ジャケット単体で着こなしていくというのも増えたと思う。
鈴木)スポーツコートフェアの成功は歴代店長のミッションだったと思います。過去を遡れば30回以上も継続しているイベントはなかなか珍しいと思います。現在はバージョン2、バージョン3とアップデートを重ねています。
ー 記憶に残っているイベント |
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鈴木)僕はROWING BLAZERSのイベントです。2度にわたり、デザイナーのジャックに来日してもらいました。最初は2018年。だけど僕が記憶に残っているのは実際に店長1年目で開催した2019年です。ラグビーワールドカップの開催も相まって時代に沿ったイベントになったなと。イベント開催中は通りすがりの方にもたくさん知っていただくきっかけにもなった。ウインドウディスプレイには毎朝試合結果をボードに書いてましたからね。このときのアイテムはアメリカ製もザラにあった。だからこの瞬間が輝かしく見えた。今思うとすごく良かった瞬間でした。借金してでも全部買っておけば良かった。
見本)自分はやっぱりスポコに尽きるかな。顧客様はもちろんだけど、少しづつ少しづつ一見様のオーダーが増えていったのがテンションが上がった気がする。
けどホンマに絶え間なく毎月当たり前にイベントやっていたり、イベント終わって1週間で別のイベントやってたりしていた。そのタイミングでウインドウディスプレイも変更していたから今思うと恐ろしいことをしていたなと思う。実際に今現在(取材当時)もINDIVIDUALIZED SHIRTSのイベント中なのでウインドウディスプレイもそれに連動している。 |
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ー ビームス プラス 有楽町の取り扱いブランド
■TUBE
https://www.beams.co.jp/brand/001661/?label=0038
見本)まずは普通だけど普通じゃないさり気ないディテール。明らかにアプローチが他のブランドと違う。それとアイテムは全て未洗い。天邪鬼なブランドだと思います。デザイナーの斉藤さんの印象は、変わった洋服を着ていてもサイズを崩さずに、きちっと洋服を着ているところが格好良いです。
ちなみにウインドウディスプレイで特に自分の中でスイッチが入ったのはこれ。アンドーバーショップなどのクラシックなアメリカのショップをイメージして作成しました。このときにオフィスメンバーがみんないいねって言ってくれてみんなが買ってくれて、一つ自分の中のきっかけになったと思っています。 |
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鈴木)斉藤さんはお店のスタッフと話すことをとても大切だと思っている方だと思います。紳士服の時代を創った方で、正当法を通り越してご自身の性格がスタイルに投影されている。少しひねくれた感じも洋服から滲み出ているというのはやはり洋服が好きな人間が目指すべき一つの境地。古着を着ていても板についている。自分もそういうふうになりたいと思っています。非常に服屋っぽいところは狙って出せるものではない。あれは年月を重ねないと出ないアジなのだと思います。
■KENNETH FIELD
https://www.beams.co.jp/brand/002303/
見本)デザイナーの草野さんも斉藤さんと通ずるものがある気がする。洋服のスタイルもあれこれ変えないし、積み重ねてきたもので変化を出すところだったり、時には新しいものをプラスしたり。趣味と洋服のものづくりがリンクしているところも憧れるところの一つです。
鈴木)僕が入社したときのビームスプラスディレクターだったので、いわば雲の上の存在でした。記憶に残っているのはスポーツコートにシャンブレーシャツ、コンバーチブルのパンツにGHURKAのトートバッグを持っていて、足元はホワイトバックスを合わせていた。普通ならRussell Moccasinのシューズとかを合わせると思っていたので印象に残った。でもどうしてホワイトバックスを履いているのかは聞けなかった。
ブランドとしては80年代にフォーカスしたというのは自分も少なからず映画などで影響を受けているので目の付け所がすごいと感じました。バブルのムードは今振り返るとアメリカが一番脂が乗っている時代だったと思います。80年代と50年代を紐づけると言うミックススタイルを当時は定着していなかったと思うので今考えても斬新だと思いますし、全員の視野を広げてくれたと思います。
■UNLIKELY
https://www.instagram.com/unlikely_drygoods/
鈴木)2023年9月。ビームス プラス 有楽町で展開すると聞いたときの率直な感想は売れないなと思いました。すごく単純な理由としては製品の価格帯で感じるところもあった。でも蓋を開けてみたらファーストデリバリーが即完売して率直に心の底からすごいなと感じました。歴代ディレクターのつくった洋服を置いているお店を客観的に見たときに面白いと思う。
見本)自分はどちらかと言うと有楽町に必要だと思っていた。だってUNLIKELYだから。中田さんは僕らの予想出来ないものを生み出している。それはビームスプラスのディレクターのときからやっていて、例えば2プリーツチノ。今でも覚えているけど何の前触れもなくワイドテーパードの短丈のモデルを出した。あのときのビームスプラスで太いパンツと言えばミリタリーチノやペインターパンツ。なのに変形ペグトップ型でしかも2プリーツ。自分は正直なんだこれと思った。だけど、なんだこれと思ったパンツがこれだけ世界中に定着をしたのを考えると中田さんのUNLIKELYも最初なんだこれと思う部分はあるのだけど、なんかやりそうだなという気になってしまう。自分たちがそう思っているモノほど定着していく。そう見ていて思いました。だからこそ有楽町のスタッフも素知らぬ顔で普通に着ていたらかっこいいと思っている自分がいる。有楽町のスタイルはブレザーかBDかチノパンだから何着ているかわからんみたいな感じで着るのが良いのかなと思う。選択肢として面白いと個人的に面白いと思います。
ー ビームス プラス 有楽町とは |
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見本)毎日飲んで帰っていた。面白くも大変。真冬の氷点下でも帰らない。しかもお酒の席でもとにかく服の話しかしない。それで帰れなくなることも。それが大変だけど一番面白い。
鈴木)1日も欠かさないというか、これに関してはある種のプライドと責任感を感じています。みんなとにかくタフ。これが伝統かもしれません。それと店長として大変だと思ったのは、ビームスだと普通は店長は他の人を使ってマネージメントをするのが普通だけど、ビームスプラスは全て関わらなければいけない。それはイベント運営もそうだしレイアウトもそう。本当になんでも全部やる。だから毎日が良い意味で慌ただしい。それを楽しいと感じられるので、毎日が楽しいというのが率直な感想。
見本)ここのお店の面白いところは世間的に注目されていないモノがスタッフの温度によってどんどん盛り上がっていくところ。例えばマドラスのボタンダウンシャツ。マドラスに対する異常な愛情がある。
鈴木)それは本当にその通りです。提案型のお店なので逆にそれを楽しんでくれるお客様が存在するというのが非常にありがたいです。だからスタッフも熱意を持っていれば実績に繋がっています。そして変わらない。何一つ変わらない。
~番外編~店内お気に入りスポット |
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鈴木)店内奥の重衣料コーナー。やっぱりここです。お客様から見えないデッドスペースでちょっとサボったり。まぁ落ち着けるから好きです。
見本)自分もそれは同じで店内だとやっぱり奥が好き。だけどよく立っている場所はここ。レジの前。暇なときはだいたいここに集まって洋服の話をしてる。
ー 新店ビームス プラス 丸の内に向けて |
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見本)アメリカントラディショナルやアイビー、アメカジと提案しているお店は幾度とあるけど、カジュアルからちゃんとスーツまで提案しているお店は世界中探してもどこもない。だからこれをもっと知ってもらいたい。そしてこれだけテーラードアイテムを楽しんでいるお店はないと思うので、もっともっと海外の方も含めて知ってもらえると良いと思います。シーズンの提案だけではなくて、ビームスプラスのもう一面も知ってもらえるとうれしいです。
鈴木)いつの時代もアメリカントラディショナルの受け皿でありたいと思います。駆け込み寺でも良いですし、そういう立場で言うと、今いるお客様が違うモノに興味を持って4,5年離れたとしても「やっぱりいいよね」って戻ってきてるような。とにかく戻ってこれる場所でありたい。「またブレザー着たくなったよ」って言われても常にご用意出来ている状態が良い。それを次の世代へバトンを渡すことで、本当のトラディショナルになっていくのかなと思います。それが未来永劫続いてほしい。新店舗の丸の内は日本の中心地ですので、その地域にある意味というところをもう一度つくっていきたいです。目指せ丸の内アイビー通り!! |
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BEAMS PLUS ビジュアルマーチャンダイザー
見本 正雄
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『23FW 男dip キルトコレクション』
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ビームス メン 渋谷の中尾と申します。23年2月号に引き続き、宜しくお願い致します。
【23FW 男dip キルトコレクション】
待ちに待ったリリースです。
前回に引き続き、“製品染”と今回は秋冬に相応しい“キルティング”に拘り企画させて頂きました。
レイヤード、色、バランスを肝に命じ、袖や足を通すだけでその雰囲気を楽しめる商品に仕上がっております。製品になった時の高揚感は凄かったです。
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・MA-1 Flight Jacket(38-18-0041-965)
ブランドの真骨頂であるミリタリーを全面に押し出したアイテム。企画の構想としてはミリタリージャケットと言えば?なアイテム。私が考える定番はMA-1、M-65 Fishtail Parka。
この大定番をMIXしたら?という発想のもとデザイナー田口氏に依頼。
あっという間にラフスケッチを書いていただき、これです。。!といった具合にトントン決まっていきました。本当にデザイナーって凄い、格好良いと感じる瞬間でした。
保温性の高いプリマロフトを使用、ナイロン素材の製品染めを存分に楽しめる面積、一着羽織るだけで抜群の雰囲気を醸し出します。独特なオリーブ、ダークネイビーの2色展開です。
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・Quilt Military Vest(38-06-0089-965)
春夏シーズン同様、ラインナップには欠かせないベスト。
こちらもミリタリーの雰囲気をビシビシ感じるデザインとキルティング。フライトジャケットも同様ですが裏地のオレンジキルトステッチがブランドらしさを彩り、オーバーベストのようにラフに羽織れるサイズ感は、コーディネートを加速させてくれます。
オススメはゴールド。田口氏から「ゴールドも良さそう。」の一言で決まったこの色は、dipの前身ブランド、dezertを連想させます。
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・Quilt Over Pants(38-24-0256-965)
中尾的オススメNo.1
アウトドアブランドやその他のブランドからリリースされるキルト、ダウンパンツに納得いかず、作って頂きました。テーマは日常着に馴染む。主張は弱いが気が利いてる。暖かい。この3点を軸にこのコレクションの一貫性が感じられるデザイン。 |
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と言いたい放題言わせて頂きました。。この無謀な提案をいとも簡単に料理して頂き、本当に素晴らしい物が出来上がりました。ダブルニー仕様、ヒップの当て布、裾ジップ等を施し、このコレクションに無くてはならない物となりました。
・Quilt Shoulder Bag(38-61-0092-965)
dip定番の形をベスト、パンツの共地で作成。コレクションに幅を持たせるこのアイテムは同ブランドで固めるのも良し、デイリーユースでも馴染み易く使い易いアイテムに仕上がっております。 |
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・Military Muffler(38-45-0077-965)
このコレクションの最後を締めくくる名脇役。薄手のフリースを使用し、何とも言えない絶妙なカラーで仕上げ、先端をバラクラバにする事でコレクション全体をファッショナブルに昇華。シンプルに首に巻くのも良し、防寒やファッションとしてバラクラバ使用するのも良し。これは欲しいです。 |
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このコレクションはこれら全てをコーディネートする事ができます。少しハードルが高いと思われる方もいらっしゃると思いますが、同色、同素材を各アイテムに使用しているので、一貫性が高く、リラックスしたフィッティングにより、良い抜け感が演出出来ると思います。是非店頭でお試し下さい。
お待ちしております。 |
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『BEAMS PLUSのNEXT百名品』
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WAREHOUSE & CO. × BEAMS PLUS / 別注 クルーネック スウェット
38-13-0051-386
WAREHOUSE & CO. × BEAMS PLUS / 別注 スウェット パーカ
38-13-0052-386
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大好評のWebコンテンツ「BEAMSの百名品」。
そこには載せられなかった名品がBEAMS PLUSにはまだまだございます。
それらの名品を「BEAMS PLUSのNEXT 百名品」として紹介していきます。
今回は以前のスウェットのコラムの中でも触れたWAREHOUSE & CO. に別注しているスウェットをエントリー。
1920年代から1930年代にかけてのアスレチックウェアがまだウール素材で作られていた時代、画期的な素材として採用が始まったコットンの裏毛で作られたスウェットシャツを忠実に再現しています。
前後差のないネックラインは、首回りが徐々に開くことで自然にフロントのネックラインが拡がる設計です。綿糸の二本針縫製は、綿糸の堅牢度も強くないため、生地の褪色とともに同じように褪色します。生地は吊り編みで使用される表、中、裏糸のなかでも生地の表面にタテの目がより強く出てくるように糸の番手を調整しています。
吊り編みの裏毛生地はボディが丸胴となりますが、初期のスウェットシャツは手口のリブ、帯リブも丸胴(つなぎ目がない)のものが存在します。その仕様を忠実に再現しているのも拘りです。
このスウェット、おおよそ10月後半から3月末までしか店頭では販売していません。それは「コットン・フリース・ラインド」=裏起毛のためです。1920年代から1930年代のアメリカのアスレチックウェアカタログに記載されている「内側がフリースのような起毛のかかった~」という意味ですが、コットンの柔軟性とボリューム感でウールの保温性をカバーしようとしたことがうかがえます。
裏毛のままではなく、この部分がヴィンテージスウェットの特徴であると考えているため、日本では丸胴のまま裏起毛をかける工場が激減しているなか、このディテールも踏襲しています。
洗うと縮むので普段より少し大きめを選んでください。
洗えば縮み、生地は斜行します。便利さを優先した現代では扱い難さもあるかもしれませんがそこはヴィンテージクロージングを追求する拘り。変身開花を楽しんでいただければ幸いです。
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スタッフ投稿から気になる投稿をピックアップ! |
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『山の眼』
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プラジオ金曜日レギュラー 山田兄弟のAll Night BEAMS+ で話題のコーナー『山の眼』
毎月初めに山田兄弟が独断と偏見で決めるこちらのコーナー。
気になったスタイリングを1つずつ選出し、そのスタイリングについて語り合う。そんな人気コーナーを月末のBEAMS PLUS TIMESでも選出することに。
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まずは兄 広志から。BEAMS PLUSレーベルより、9月29日 広島の三好 章司さんのスタイリング。
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「2ヶ月続けての選出は、山の眼では初でしょうか。いや~表情から読み取るに、このやる気のないムード(失礼)と言いますか、気の抜けた自然体な彼の“こなし”がツボすぎる(お会いした事はないのです)。
潔いシンプルなスタイリングが故、全てはサイズバランスと色使いが肝。
本来は、ショート丈が特徴の“Fishunting”ジャケットは、恐らくワンサイズアップしているのか、短丈を感じない見た目。レイヤードを楽しめるジャケットであるので、自分だったら、そこは強調するかもしれないが、控えめに裾から覗くストライプの色目のチョイスは渋い。ベージュとの相性良しなストライプは、さりげなくアクセントになる。裏地との色合いもマッチしているのは狙ってなのか。
合わせたトラウザーズは、私も愛用しているミリタリーを彷彿とさせるデニム。これだけで贔屓目に見てしまう(笑)パンツの丈感も好き。
ジャケットの素材が持つ軽い着心地と、8オンスデニムの軽快さでの潔さが、肩肘張らないムードを演出。アウトドア × ミリタリーとの組み合わせはやはり鉄板なスタイリングだと感じた一枚です。」
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続いて弟 正志。BEAMS PLUSレーベルより、10月20日 島向 将平さんのスタイリング。
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「いよいよ、アウターの季節到来?
とはいえ、寒暖差あるタイミングでのアウター選びは難しい。
そんな時に、こちらのスタイリングと彼の雰囲気の良さに迷わずチョイスしてしまいました(笑)。
まさに、独断と偏見(笑)。
ウーリーな素材感で組み合わせたアウトドアムード満点なコーディネート。
ダークブラウンのコーデュロイ、程よいコシを感じるブラウンベースのチェック柄イージートラウザーズ と色目を拾いながらも、ダウンベストに目が惹くように上手くバランスを取っています。
なんといっても、SIERRA DESIGNS 別注のリバーシブルダウンベストが格好良いのです。
スポーツコート×ベストの組み合わせは、Good!!
自分だったら、足元にバーガンディのペニーローファーを持ってくるだろうな...
なんて、そんな呟きもたまには良いだろう。
とにかく、これからの時期にトライして欲しい組み合わせ。
コーディネートは、是非彼に相談してみてください。」
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毎週(月)~(金)の25:00は、『All Night BEAMS PLUS』
みなさま、レギュラー陣に取り上げて欲しい内容もどしどし募集中!!
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ついに、(月)~(日)、Every Day 25:00配信~!ラジオ版『All Night BEAMS+』。
毎夜ラジオ配信中!!
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ラジオはこちら
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第34回 『マウンテンパーカー』 |
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今月はマウンテンパーカー(以下マウンパ)を題材にと思って、改めてマウンパとはなんぞや、とググってみたところ「登山用の防寒着」で「フード付き」のジャケットだそうです。
名前のまま…。まあ当たり前か。となるとアウトドアブランドが作るフード付きのアウターはほとんどがマウンパということになりますが、40代中盤以上の舶来品に慣れ親しんだ服好きにとってはマウンパと言えば60/40ロクヨンクロスもしくは65/35ベイヘッドクロスのアレですよ。コットンとナイロンでできていて、フロントに3つないし4つベルクロで開閉するポケットが付いているアレ。決して完全防水透湿のハイテク素材なんかではありません。
ということで、BEAMS PLUSもマウンパを作りました。BEAMS PLUSが作るならやっぱりハイテク過ぎない、今の時代ではむしろローテクともいえる雰囲気がいいなあと思いつつ、そのまんまではなく素材にもディテールにもこだわった一枚です。
表記はナイロン100%ですが、生産過程で発生した端材を集めて紡績したセボナー®という環境配慮型の素材を使用したシャリ感のあるオックス生地。ナイロン100%には見えないコットンライクな風合いが特徴です。そしてBEAMS PLUSならではのポケットワーク。フロントのアイコニックな4フラップポケット、ハンドウォーマーポケット、背面ポケット、内側両サイドのジップポケットに加え、ウエスト部のフラップポケットにはジップポケットを追加した2重仕様で、細かな仕分けができるようになっています。
財布・鍵・スマホ・タバコ・文庫本・サングラス(老眼鏡?)くらいであればバッグ不要です。もしもの為に背面ポケットにエコバッグを忍ばせておけば急な買い物もあっても安心。カラーは街になじむようなセメント・マスタード・ミントグリーン。チラッと覗く裏地の爽やかなブルーのギンガムチェックがアウトドア臭さを消してくれます。
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アイテム詳細
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皆様、今月号はいかがでしたでしょうか?
特集では、現店長の鈴木と旧店長の見本による熱い想いをなるべくリアルにお届けさせていただきました。
改めて『ビームス プラス 有楽町』は、10月22日(日)をもって営業終了いたしました。
そして、11月3日(金)に『ビームス プラス 丸の内』へ場所を変え移転オープンいたします。
現在はカリスマ柳井を筆頭に記念イベントを仕込んでいる最中です。
11月3日(金)・4日(土)には『ビームス プラス 丸の内』店外にてオープニングイベントを開催いたします。是非、ホームページのリンクをご確認ください。
https://www.beams.co.jp/news/3771/
こちらは、2016年7月号に発刊されたPOPEYEの別冊付録の広告ページ。
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この1ページに心を奪われたのを覚えています。丸の内に舞台が変わり(戻り)、新たな歴史を刻む『ビームス プラス 丸の内』をどうぞよろしくお願いいたします。
では来月号の『BEAMS PLUS TIMES』もどうぞお楽しみに。
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